今日はストリートメディカルラボ第5期修了生、江南友香子さんにお話を伺いました!江南さんは看護師の資格を持ち、現在は海外での医療アシスタンスサービスを提供する会社で働いています。
「医療 x デザイン」にずっと関心があった
ー ストリートメディカルラボを受講することに決めた理由を教えてください。
10年ほど前、ある勉強会に参加した時に「広告医学」という言葉を知りました。当時武部先生が提唱していた考え方で、その後「ストリートメディカル」に変わっています。その勉強会で、自分が関わっていた医療領域に「医療 x デザイン」という分野があるんだ!と衝撃を受け、以来ずっと関心を持っていました。
さらにデザインにも興味をもち、ストリートメディカルと並行して美術大学で領域横断デザインも学びました。
ずっとストリートメディカルに参加したいと思っていたのですが、なかなかタイミングが合わず、今年やっと参加することができました。
みんな違うからこそいいアイデアが生まれる
ー ストリートメディカルラボ第5期で印象的だったことはありますか?
講義はどれも印象的でした。デザイン現場の第一線として活躍する先生方のお話を聞き、今まで見えていなかったものが見えるようになった感覚がありました。これまでに知っていた知識の点が線でつながり、面となり、修了制作で形にすることができました。
また、井上先生の授業で、「医療現場の課題をなかなかわかってもらえない人にどう伝えるか?(メディカル サイエンス コミュニケーション)」ということを学びました。私自身、ちょうど大学の卒業制作で壁にぶつかっていたので、人に何かを届けるには工夫が必要だという井上先生のお話に共感しました。
修了制作に向けたグループワークでは、いろんなバックグラウンド、年齢の方とディスカッションができました。それぞれのメンバーが出すアイデアに、毎回「そんな視点があるのか!」という驚きを感じていました。
いいアイデアを生むためには、真面目な人も、ぶっ飛んだアイデアを持つ人もいろんな人が混ざっていることが重要だと学びました。
なかなかアイデアがまとまらず、大変な時もありましたが、みんなで修了制作を作ることができました。
どんな人でも受け入れてもらえる、多様な人が集まる場
ー 受講を考えている人に一言おねがいします!
「医療従事者しか入れないのかな…」「デザインのこと全然わからないな…」など、ストリートメディカルに参加する上で、ハードルを感じる方もいると思います。
ですが、医療従事者・デザイナー問わず本当にいろんなバックグラウンドの方がいるし、高校生〜50代など年代も幅広いので、どんな人でも受け入れてもらえると思います。
少しでも関心があれば、躊躇わず参加してみてほしいです!