運営

operation

ストリートメディカルラボは、横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)と株式会社Look at Peopleが共同で運営しています。

理事長

沼田努

1968年生 明治大学政治経済学部卒業後、一般企業に勤務後、2000年バンタンデザイン研究所入社 2011年、東京デザインプレックス研究所の共同創業者として設立に参画。2018年横浜市立大学先端医科学センターコミュニティーデザインセンター クリエイティブアドバイザー就任 2019年同大学と共同研究としてストリートメディカルスクール開校 2023年11月株式会社Look at People設立 代表就任2024年春 横浜市立大学の共同研究として、ストリートメディカルラボを開校 理事長就任

ストリートメディカルラボへのおもい

25年に渡り、デザイン教育業界に席を置き多くのデザイナーの卵や、数多くの第一線で活躍するデザイナー・クリエイターとも交流してきました。そんな中、武部貴則先生とストリートメディカル(当時は広告医学)に邂逅し、2019年にデザインを学ぶ人たちの新たな活躍の場になると感じストリーメディカルスクールを創立しました。

私が思い描く少し先の未来は医療関係者やビジネスパーソン・デザイナー・当事者が共に課題について話し合ってる姿です。

そもそもデザインは時代の情勢に応えるものでした。経済発展 環境問題 技術革新ete 世の中の大きな流れが先にあり、その付加価値作りに貢献してきたのが、デザインでありクリエイティブです。そんなデザインの領域がここまで広がりを見せている中で、まだ密接度が薄いのが医療業界です。

ゆりかごから墓場まで、全人類切ってもきれない業界にも関わらず、デザインがインストールされたモノやコト、そしてヒトは決して多くはないと思います。逆に言うならば、伸びしろがまだ十分にあり、可能性は無限にあるとも思います。

2019年開校時より、LABOでは異業種の方が席を同じにして学び合うことを大切にしています。講師から学ぶのみならず、医療関係者 ビジネスパーソン デザイン経験者が共に学ぶことこそが意義深いことだと思います。

当LABOで学んだ受講生が多くの現場で小さな革命を起こしてくれることを期待しています。


理事

西井正造

横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)助教

1972年神奈川生まれ 教育学の研究者を志し、博士後期課程に在籍している時に、青山学院大学文学部教育学科助手就任の打診があり、そのまま助手に。その3年後、縁あって横浜市立大学医学部特任助手となり、医学生・看護学生の教育と医学教育学研究に携わる。そこから医療・医学とは別分野の人々(地域の小中学校、工学研究者、地域の子どもたち、民間企業など)と医療人をつなぐ仕事に従事。現在も、YCU-CDCにて医療・健康を軸とした多分野共創研究を行う。


Street Medical Laboへのおもい

医療・医学は太古の昔から、世界中の医師をはじめとする医療従事者や科学者によって、極めて入念に緻密に積み上げられてきた非常に尊敬すべき分野です。一方で、生活者目線をもっと取り入れることによって、医療・健康分野の未踏課題を新たに発見し、そのソリューションを考えていく必要性があると感じています。本Labでは、医療従事者のみならず、一見、全く関係のなさそうな分野の人々同士が出会い・交流し、語り合う場を設けることで、「みんなの医療・健康」文化を一緒に創り出せたらと思っています