鈴木 葉留奈/起業家
Q.SMSを知った経緯は?
自社サービスFaviewの構想中に「頭皮髪の問題は自分では気づかないが、なにかあってから相談する前に意識を高めるにはどうしたらいいのだろう」を考えていました。その時に武部先生の著書「治療では遅すぎる」を読み、生活の中で無意識的に健康に対する取り組みを行う事例が様々あることを知り、SNSを通じて武部先生にコンタクトを取ろうとした際にSMSを知りました。
Q.印象的だった授業やエピソードは?
武部先生自らのイントロダクション授業でイネーブリングファクターという考え方を知ったことと一流デザイナーの先生方がどんなプロセスでプロダクトやサービスデザインに落としたかを聞けたことです。デザイナーさん=右脳の人の印象だったのでプロセスを踏んで理由付けをして設計されていることを初めて知りました。また、受講生同士の会話はとても学びでした。
Q.学ぶ前と後での変化は?
私の時は医療関係者が6割以上だったので医療現場での課題や、医療者が患者さんをどうみているか(どうしたら予防できるか)の観点を含めて話せたのは学べました。私は自社サービスが生活の中にいかに入り込めるか、それをどのようにデザインをしたら違和感なく進められるかを考えるきっかけになりました。SMSの中で知り合った医師がチームメンバーになってくださったことも大きな出会いです。頭皮と髪をきっかけに美容だけでなく、医療分野でも病気の早期発見ができるというストーリーが見いだせましたし、デザインのパワーを知ることができました。
Q.受講を考えてる人に一言
医療関係者・デザイナーでなくても参加できます!私は事業開発、マーケティング(ビジネスサイド)の視点と一般生活者の視点でした。(そして、医療というととっつきにくいイメージですがヘルスケア観点やセルフケアの観点からの「健康活動をどのように根付かせることができるか」の文脈でもたくさんの出会いと学びがあります。一流の講師とアグレッシブな同期と出会えるチャンスなので、少しでも「健康、セルフケア、ウェルビーイング」のキーワードで何かをしてみたい方にはとってもおすすめです!