髙崎 里帆 大学生

髙崎 里帆 大学生

SMSに応募した経緯は?
私は元々ホスピタルアート(病院にアートを取り入れる活動)に興味があり、大学の卒業論文はそれをテーマに書こうと思っていました。しかしながら、病院という場でしか出来ないところにどこか物足りなさを感じていました。そんな中、たまたま読んだ武部先生の『治療では遅すぎる。』で、日常生活の中で健康に向けた取り組みをできるストリートメディカルというものがあること、しかもちょっとしたクリエイティブな要素でhappyになれるという点に、これがしたかったんだと気づき、応募しました。


印象的だった授業やエピソードは?
佐藤夏生さんや、山崎晴太郎さんの授業もとても印象に残っていますが、やはりグループでプロダクトの提案に向けた取り組みが1番印象に残っています。私たちのグループは40代頃から機能が低下し始める「嚥下」に対して、アプローチをしました。効果が見えにくい対象であること、将来のリスク軽減に向けた取り組みであることなど、今から行う動機付けの難しいポイントがいくつかありました。行き詰ることもありましたが、グループの皆さんはもちろん、SMSのスタッフの方々が沢山サポートして下さったおかげでなんとか形になりました!1からプロダクトの企画を行うこと自体初めてだったので、とても思い出深い経験となりました。

学ぶ前と後の変化は?
学ぶ前は、ストリートメディカルは公共的な、どこかの団体ではないと介入することができない大規模なものだと思っていました。しかしSMSで学んでからは、プロダクトの提案をしたこともあり、自分でも身近なところでできるものだと、考えを改めました。また、happy要素で人々の行動を変えられるという点から、生活の中でのhappy要素を探したり、ここにhappy要素加えたら面白そうだな~と想像を膨らませたりするようになりました。特に電車内の広告は興味を惹かせるポイントが多いと感じるので、車内の広告でヒントを得たり、happyな要素でいっぱいの電車を想像しています笑


受講を考えている人に一言
YCUCDCの皆さん、スタッフの皆さん、受講生の皆さんなど、関わって下さった方々が皆さん優しく、そして楽しく、半年間があっという間でした。ストリートメディカルは今後必要なツールになっていくと思います。そして、SMSの活動はなかなか経験できることではないと思うので、少しでも興味があれば、参加することをお勧めします!!