岩瀬すみれ 医学生

岩瀬すみれ 医学生

Q. SMSを知った経緯は?

私は武部先生の出身校と同じ横浜市立大学の医学部に通っているのですが、まず武部先生の再生 医療の研究について調べているうちに「ストリートメディカル」という概念を知り、その後YCU-CDCの HPに辿り着きました。そのHPでSMSで活躍していらっしゃる皆さんのプロダクトを拝見して「私の大 学でもこんなに面白いことができるんだ!やってみたい!」と思い、迷わず申し込みました。

Q.印象的だった授業やエピソードは?

当時は大学1年生で何もビジネスやもの作りのことを知らなかったので、全てが印象的でした。授業 では「そもそもデザインって何?」という基礎の部分から「患者さんが真に必要としているプロダクト・ サービスを作るには?そしてその届け方は?」という医療にフォーカスした問いに向き合うプロセスま で講師の皆さんが丁寧にレクチャーしてくださったので、経験の浅い学生でもビハインドになるという ことはありませんでした。また、参加者の中には高校生の子もいたので、「私も頑張らなきゃ!」と彼 女たちから勇気をもらえたこともあり、最後まで熱中して取り組むことができたと思います。

Q.学ぶ前と後での変化は?

本当に初心者だったので、最初はそれこそgoogle driveの使い方やディスカッションの進め方すらわ かりませんでした。ましてやプロダクトを完成させるために必要なビジネスの知識も0の状態だったの でチームへ貢献できていないのではという不甲斐なさも感じ、焦っていました。しかし、SMSを通して 様々なバックグラウンドの方々と出会い、医療課題を解決するためにこれから自分が医療者として 持つべき視点やスキル、提供できる価値について考えるきっかけになりました。 今では当時の悔しさをバネに、積極的に起業家やVC、デザイナー、エンジニアなど様々な方と交流 して考え方などを学ばせていただいています。その上で、将来は自分自身の医師という専門性を他 分野とコラボさせながら活かし、社会に貢献するキャリアを組み立てていきたいなと考えています。

Q.受講を考えている人に一言

講師の方々の鋭いフィードバックを受けながらチームでプロダクト・サービスを考えるのはエネルギー が要りますが、特別なスキルが必要というわけではありません。「いいかも!」と思ったらぜひ迷わず アプライしてみてください。特にこのようなプログラムに参加したことのない方にこそお勧めしたいで す。 SMSは、本気で取り組めば「本当に参加してよかった」と全員がやりがいや達成感を感じることがで きる素晴らしいプログラムだと思います!