尾田 悠 医学生

尾田 悠 医学生

尾田 悠/医学生

 

Q.SMSを知った経緯は?

 公衆衛生に興味があり、集団の健康において、予防や対策のために人々の行動変容をするにはどんな情報発信が有効であるのか学んでみたかったからです。特に、デザインやアートが持つポジティブでハッピーな力が、健康促進にどう融合できるのか、音楽やダンスが好きだったこともありいつか医学の分野でコラボを実現してみたいという思いがありました。

 


Q.印象的だった授業やエピソードは?

チームの最終制作で箸を取り扱ったのですが、チームメイトの方がせっかくだから作ってみようということで試作品を作って下さりました。コロナ禍で、毎回Zoomを繋いで話していたのですが、アイデアを絵に描いて共有したり作ってみたり色んな方法でコミュニケーションを取りながら一つのものを作りあげる過程がとてもワクワクして楽しかったです。私は地方在住ですが、SMS卒業後少しして機会があり、実際に初めてチームの皆さんとお会いしてお花見に出かけたことも嬉しい思い出です。歩きながら景色やデザインなどのお話もでき、対面ならではの発見がありました。


Q.学ぶ前と後での変化は?

学ぶ前は、自分に何ができるか、と個人単位にできることの視点でアイデアを考えていましたが、学んだ後は、チームで何ができるか、誰かと一緒に協働して起こせるインパクトについてより考えるようになりました。今まで接点のなかったデザイナーやエンジニアなどの様々な職種や、知らなかった医療や社会の課題なども、何度もお話ししたことや話題にしたことで、遠くのものもぐんと自分に近いものとして考えるようになりました。


Q.受講を考えてる人に一言

SMS受講を通して出会った人やモノ、アイデアは、受講後も日々の出来事に跳ね返り、自分の目を通して日常で面白いと思えるものが増えたように思います。自分から出すのがちょっぴり恥ずかしいなと思うアイデアでも、出してみると皆で面白がって真面目に考え合える、安心して意見を出し合える温かいコミュニティに出会えました。