YEAR 2020
2020年度、第2期目は、オンラインでの開催ということもあり、昨年度より広いバックグラウンドを持った受講生が全国各地から集まり、総勢21名でのスタートとなりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、現場を知る機会やアイデアを実践する場が限られた中での活動でしたが、『Street Medical』という共通言語のもと、多種多様な人のコミュニケーションによる多角的なコラボレーションが実現しました。
LECTURE&WORKSHOP
講義とワークショップ(以下、WS)を交互に行い、インプットとアウトプットを繰り返しました。全5回の講義には、今年度も名だたる講師陣にオンラインでご講義いただき、受講生は毎回バックレポートを作成しました。慣れない環境下でしたが、講義中のリアクションも徐々に増え、新しい学びの形となりました。全3回のWSは毎回のテーマに沿ってグループディスカッションを行い、行動変容を起こすアイデアを提案しました。すべて完全オンライン環境でしたが、回を重ねるごとに活発な意見交換ができ、講義で得た気づきや日常のリサーチのアウトプットの場として、充実したWSになっていきました。また、WSの最後にはコミュニケーション・デザイン・センターの西井正造先生からのミニ講義をお願いしました。
武部貴則 | 「治療では遅すぎる〜新たな医療へのアップデート~」 |
岡部修三 | 「VISIONと事業」 |
WS 社員食堂 |
ミニ講義 日本の医療と世界の医療の違いについて~各国の制度と比較~ |
富永勇亮 | 「Make whatever. Rules, whatever」 |
WS 緑内障 |
ミニ講義 遵守すべき法規制(薬機法や健康増進法) |
橋田和明 | 「どうしたら勝手に広がっていくアイディアを生み出せるか」 |
WS COVID-19 |
ミニ講義 医療機器の承認 |
佐藤ねじ | 「多様な発想法」 |